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栗田 祐紀

みなさまこんにちは!弊社は世界トップブランドから、カリフォルニアのコアーブランドを扱うサーフボード・サーフギアー専門会社の直営ストアーです。千葉の九十九里浜のビーチフロントにあるカリフォルニアアイテムをメインとしたサーフボード・ギアーショップとなります。最新素材のXTRTR素材&最新カスタムエポキシサーフボード(CI:Almerrick/Roberts/TOMO/Rusty/Pyzelなど)サーフボードの正規輸入総代理店として、カリフォルニア在住だったオーナーが、カリフォルニアからの最新素材・ボードデザイン・リアルな情報を皆様にお届けします。

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【Dark Artsとは?】

Justin Ternes(ジャステン・ターネス:通称JT)は、ダークアーツサーフボードの開発者です。彼は、18歳の時に、自分が一番好きなこと(ライフの一部)だったサーフ業界の仕事を探しているときにイエローページで探した”グラッシング”の職業に就きます。

1990年に、カリフォルニアのサンディエゴのMisson BeachのFiber Glass Workで働き始めます。そこで、サーフボードの作成を一からすべて学びます。彼はサーフボードビルドの一流会社である、Rusty、Channel Islands、Stu Kenson、Hank WarnerやそしてChirstinsonなどで働きながら、その腕を磨いていきます。 そこで得た腕と知見を活かしながら、自分のサーフボードレーベルであるJTサーフボードを2001年に始めました。



グラス工場で働きながら、自分のレーベルボードをシェイプしていると、2006年にFirewireサーフボードからスカウトを受けます。Firewireはサンディエゴの工場のプロダクションマネージャーとしてJustinを抜擢すると、そこでJustinは新素材(エポキシやボード構造)について更に深い知識を得たのです。

Firewireは、その後コストカットのために工場をアジアのタイに移設することになりました。もちろんボードは作れるが、一流のボードを作るにはアジアの工場では成し遂げられない。。。ジレンマとともに、その過程でJustinはサーフボードビルドに対する問題点を発見します。



自分の究極のサーフボードビルドを極めるために、Justinはサンディエゴに新しいサーフボード工場をオープン。そこで、世界では誰も成し遂げられなかった高品質のカスタムカーボンサーフボード(100%カーボン巻きボード×エポキシ×バキュームグラス工法)をい考案するのです。



これに注目したワールドクラスのシェイパー達(Sharp eyeやPyzel)が、彼の技術にほれ込んでDark Arts工法でサーフボードを作り始めました。そしてついに2018年にこの優れた工法が世の中で認められることになったのです。

【ダークアーツの特徴】



ダークアーツカーボンは高密度&特注の2LBストリンガーレスEPSを使ったカーボンラップボードです。高密度EPSは乗り手のために、細かなシェイプ調整が可能です。

そのストリンガーレスフォームをまずは4OZのクロス×エポキシで巻きます。その後に3Kカーボンという宇宙&航空工学でも使われる”3K Carbon”を使ってエポキシ樹脂にて巻きます。その後に表面を綺麗に平らにするためにエポキシのホットコートで覆ったものがダークアーツボードです。

この工法を使ったボードは

?サーフボードにベストなカーボン素材を使うことにより、スプリングバックの反応が自然かつ速いのでボードスピードが上がる&乗り心地が良い。

?ハンドメイドでエンジニア―されたボードを、バキュームラップ工法でグラスすることにより、カーボンの密着がフォームに良くなります。つまりフォームと樹脂&カーボンの密着が良くて、フレックスに優れながらも、強度が高いボードが出来ます。

?バキューム工法により、余分な樹脂がボードに乗らないので軽く仕上げることができます。


他社のカーボンボードとは考え方が違います。カーボンボードを作って20年もの経験と実績を持つJustinは

”Dark artsはカーボン素材のみにこだわる”

と明言。カーボンは実はその工法を高めると(バキュームバック工法×エポキシ×ストリンガーレス高密度フォーム)、硬くはなく、フレックスのあるしなやかな素材になります。

カーボン=硬いという感じのボードは余計な樹脂やクロスを載せて、カーボンのみで巻けない技術のサーフボード工場の製品と豪語。世界のトップライダーのFilepeやKanoa、JJFなどの意見からも明らかで、他の会社はカーボンを巻いた後に補強のためにクロスを入れたりするが、それはサーフボードとしては別物で大きな違いを生み出すと言っています。

どんな素材でも余計なものを載せれば乗り味やフレックスには違いが出るというそのカーボンに対するこだわりが優れた製品を作り出し、世界チャンプも生み出しているのです。Dark artsはカーボンの上には補強のクロスなどは一切しません。それこそが最高のパフォーマンスを生み出すと開発者のJustinは信じて(またライダーのフィードバックからも実証済み)います。